いましかライフ

不安障害を克服した鈴梨(HSP)は今を生きることに決めました。

三章『セロトニン神経の働き』

※「心身症と神経症の起こる仕組み」の記事は、「はじめに」「一章〜三章」「答えは失感情症にあり」の5つの記事から成り立っています。仕組みを理解することで治すための方法を考えていけるのでは?という思いから書いています。

 

改めてセロトニン神経について紹介する。

 

神経伝達物質のうちの一つにセロトニン神経(以下、セロトニン)というのがある。

 

セロトニンの居場所は古い脳(と腸)である。脳の中の神経の働きを全体的に制御する機能があって、たとえば喜怒・恐怖・驚きといった情報をコントロールし心を落ち着ける役割を果たしている。セロトニンが十分に働いていれば心はゆったりと落ち着き、安定し、どっしりと構えた気分になる。また、よく眠れるようになる。セロトニンが弱ればどうなるかは、この逆を考えてみるとすぐ分かる。つまりは、心身症になったり、神経症になったりということだ。


前章で説明したように、脳の働きには新しい脳→古い脳という方向性があるが、セロトニンだけは例外。この神経は、新しい脳の方にまで伸びて届いているらしい。これはどういうことかというと、古い脳から新しい脳に働きかけられる=新しい脳の働きを抑えることができる、マジで貴重な神経だってことだ。


新しい脳の働きを抑えるとはどういうことか?

簡単に言えば「考えない」ということを実現できるということだ。

思考が暴走してしまうのは結局、このセロトニンがよく働けていないために新しい脳が暴走してしまっている状態なのだ。新しい脳が暴走してそれが行き過ぎ、慢性化してしまった状態が、要は神経症になってしまった状態である。

経験者にしか分からないことで申し訳ないが、耐えがたい不安や恐怖を感じる不安障害の症状が出ているときの自分を思い浮かべてみると納得する。頭の中は言葉でいっぱいだった。


セロトニンは突発的なストレスに強いが、前章で述べた金縛りの状況下に長く晒されると弱るという特徴がある。

つまり、ストレスから体調を崩した人はみんな、その前に長期的な金縛り状態と、思考の暴走を経験しているはずなのである。

 

 

ここで、一章から三章の内容を踏まえて心身症と神経症の説明をしてみる。

・心身症とは…何らかのストレスを受けたとき、長期的な金縛り状態に陥りセロトニンの働きが弱ったことが「体」にあらわれた状態のこと

・神経症とは…何らかのストレスを受けた時、長期的な金縛り状態に陥りセロトニンが弱って、新しい脳が暴走して起きる「心」の病気

 

こう書くと、心身症→神経症の流れがあると考えられる。神経症になる前には必ず心身症的症状が体に表れていたはずだ。実際私もそうだった。

 

以上で心身症と神経症の起こる仕組みについて、及びセロトニンが弱る原因についての説明はここで終わりだ。

 

「人って古い脳がダメージ受けたらセロトニンってやつが弱るから、それで病気になってしまうらしい、、」

そんなことを長々と書いてみましたが、伝わりましたでしょうか。

 

最後に↓

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